麻雀と仕事は、驚くほど似ている|建設DX/バレーナコミュニオンラジオ 第4回
SUMMARYポッドキャスト第4回は麻雀プロの水上嵐詩さんとの対談。配牌や運は選べないが解釈と選択は選べること、ベストを尽くしても結果が伴うとは限らないこと、結果を引きずらず切り替える力、麻雀という共同作業で場を良くする発想を語る。若手営業時代に1日で9台の契約になった経験も紹介。
ポッドキャスト「バレーナコミュニオンラジオ」第4回は、これまでとは少し趣向を変えて、麻雀プロである水上嵐詩との対談回になりました。テーマは「麻雀と仕事は、驚くほど似ている」。業務改善や事例紹介とは離れますが、私自身の仕事に対する考え方の根っこにある話です。
配牌は選べない。でも、その先は選べる
麻雀も仕事も、実力と運の両方が存在します。どの国に、どの時代に生まれるか。麻雀で言えば、配牌がどうなるか。これらは自分ではコントロールできない領域です。
でも、その「起きたこと」をどう解釈するかは、コントロールできます。同じ配牌でも、それをどう活かすかはプレイヤーによって違う。同じ出来事に誘われても、「面倒だ」と捉えるか「貴重な機会だ」と捉えるかで、その後の準備も、実現できる結果も変わってきます。運という、コントロールできない領域と、解釈・判断・選択という、コントロールできる領域。この2つを分けて考えることが、麻雀からも仕事からも、日々教わることです。
ベストを尽くしても、ベストな結果になるとは限らない
麻雀を打っていると、セオリー通りの最善の判断をしても、思った通りの結果が出ないことが本当に頻繁にあります。これは仕事もまったく同じです。完璧に理にかなった提案をしても契約が決まらないこともあれば、採用がうまくいかないこともある。結果は、手前の選択に必ずしも比例しません。
だからといって、セオリーを無視していいわけではありません。大事なのは、目の前の局面でベストを尽くすことを積み重ね、それぞれの結果は都度終わらせて、また次のベストな判断に向かうこと。この繰り返しの先に、長期的な結果が良くなっていく——麻雀で言う「対局成績」を意識する感覚と同じです。
「忘れろ」で学んだ、切り替える力
良い結果も悪い結果も、引きずらない。これも麻雀と仕事の共通点です。
若手のコピー機営業マンだった頃、朝一番の商談で会社の中でも大きな契約を受注できたことがありました。喜んで戻ると、上司から「よし、忘れろ」の一言。午前中はなかったことにして、午後の集計では受注件数ゼロとして扱われ、詰められる。それでも、その悔しさをバネに飛び込みでアポを取り、条件の厳しい商談を粘って、最後には社長から思いがけず各拠点のリース契約書まで出てきて、結果的にその日1日で9台の契約になりました。
もし午前の受注に満足して気を緩めていたら、この結果は生まれませんでした。ポジティブな結果も、ネガティブな結果も引きずらず、その都度リセットして次のベストな判断に向かう——この感覚は、麻雀の対局中の心の持ち方そのものです。
場を良くするという発想
もうひとつ話したのが、「場を良くする」という考え方です。麻雀は、初対面同士でも卓を囲むとあっという間に打ち解けます。それは、共通のルールのもとで、全員が参加してはじめて成立する「共同作業」だからです。短時間で何かを共同で作り上げ、それが自分にとっても楽しい——この構造そのものが、信頼関係を生みます。
なぜビジネス交流会に麻雀を取り入れたのか。理由はいくつもありますが、ひとつは、この信頼構築の構造そのものが、その後の取引において必ず必要になる「相手を信じる」という土台を、楽しみながら作れるからです。そしてもうひとつ、この仕組みを通じて、最高位戦様との関係、石橋プロとの関係など、間接的に生まれた新しい関係性もたくさんあります。ビジネス交流会に麻雀というツールがなければ、生まれていなかった縁です。
おわりに
麻雀と仕事の共通点は、正直まだまだ語り尽くせません。今回はテーマの入り口として、運と実力の関係、切り替える力、場を良くする発想についてお話ししました。この話は、また回を重ねながら深掘りしていきたいと思っています。
弊社は、基幹システム「バレーナDX」を通じて建設業の皆様の生産性向上に貢献することを何より大切にしています。それは変わりません。ただ、麻雀から学べることは本当に多く、こうして言葉にする機会をいただけたことに感謝しています。
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